新しい出発への決断
ー札幌市 Sさんー
私の新しい出発は「ジル520」との出会いからでした。
定年を目前にした最後の時期に決断しました。

10年ほど前から「いいな!」と漠然と興味を持ち、キャンピングカーの展示会に夫婦で訪ねては少しずつ勉強していました。しかし実際に定年のその日が近づくと購入の決断がにぶります。

これからの老後の生活を考えると二の足を踏む気持ちになります。
しかし老後は平均で20年余り。20年間あとで悔やむより新しい出発をしようと決断をしたのです。
札幌市内には何軒かのキャンピングカー販売店があります。
休みを利用してお店を訪問もいたしました。

キャンピングカーはそれぞれ特色があります。それぞれが機能的に作られています。皆さん迷います。
もちろん私も同様でした。その時は「ジル520」のスタイルが少し違って見えました。

一般にキャンピングカーには硬いイメージを持っていました。小型トラックのようなイメージです。
しかし「ジル520」は柔らかなイメージを感じました。
曲線美とでも言いましょうか流線形の曲線に惹かれました。そして決断、購入と進みました。

キャンピングカーは本当によくできています。ワンルームタイプのマンション並の設備です。

エンジンをかけなくても暖房が入ります。水もお湯も出てきます。換気扇も2つついています。キッチン用ガスコンロもついています。

大人5人で泊まれます。トイレも今は道の駅が充実していますが雨降りの日、深夜の使用などを考えるとやはりあった方が便利です。
30代のころは漠然と「いいな!」と思っていました。

40代は仕事で悩む時期「いいな!」がもう少し進んで「早く仕事をやめてキャンピングカーでゆっくりと楽しい旅をしてみたい」に変わっていきました。

30代から40代にかけて仕事は多忙を極め、いわゆる「転勤」族も経験しました。

50代は困難の連続の時期。「退職したらキャンピングカーを買ってこの厳しい仕事環境から逃避したい」 企業戦士の方々はどこかでこんなことを考えていませんか?

著名な文化人がこんなことを話しています。
現在、定年を迎えている世代は、60歳までは我慢してきた世代、仕事を楽しいとして生きたきた人は1割にも満たないと。
その世代が定年退職を迎える訳です。これから第二の人生をどう生きるか、人それぞれが夢を抱いていることと思います。

「残った人生を楽しむことに尽きる」

「それぞれがしたいことをした方がいい」

「好きな人生を歩むのがいい」

もっともな事だと思います。 家族に気を使わなければならないが、やっぱりやりたいことを成し遂げる喜び、これが生への欲望であり日々前進の人生になって行くと思います。

サムエル・ウルマンの人生訓である「青春」にも老いは自分自身の問題と言っています。
心の老化は自分自身なのです。
新しい出発、生きる喜び、限りない生への執着。これが明日へのエネルギーになると信じております。

キャンピングカーライフは私にとっては、まさにその実現への第一歩でした。

今は妻と二人で長期間の旅を楽しんでいます。時には一人旅もしています。
今回は10月半ばから4ヶ月にわたる旅を続けています。

日本には素晴らしい景色が沢山あります。ツアーの旅では経験できない気ままな旅ができるのです。

現在は燃料高騰もあって多くを走らずに、その町を楽しむことにしています。

町の図書館でその地域の新聞を読み情報収集をしています。
音楽会やお祭り、各種イベントにも参加しています。西日本は北海道では考えられない暖かさがあります。冬季も野外の行事が盛りだくさんあります。
朝市、神社仏閣の祭りなどなど。北海道しか知らなかった私たちにとっては毎日がお祭りです。

この楽しい旅を、行動できる体力のあるうちに成し遂げたいと思っています。