「桜見物の旅」
ー札幌市 Oさんー

桜前線を追っての旅では、桜の開花時期や場所は
(パソコンで検索できると思いますが私はパソコンが使えないので)
新聞の広告や旅行会社のパンフレット、道路地図に載っているものを活用した。

初めは何処から見物すれば良いか分からず、ただやみくもに、
場当たり的に走ったような気がします。

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第1回目は平成19年4月6日〜29日までの23日間で
東京、埼玉、栃木、群馬、茨城、新潟、長野、福島、山形、秋田などを見て廻った。

福島には「三春の滝桜」の他にみごとな1本桜が多くあった。

道の駅で見知らぬ人から「何処の桜が良かったですか」などと情報交換し、
そこで「三大1本桜」なるものの存在を知る。

1本目は福島県三春町の「滝桜」、
2本目は岐阜県根尾の「淡(うす)墨桜」、
3本目は山梨県山高の「神代桜」だという。

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第2回目は平成20年3月24日〜4月26日までの34日間。

四国高知まで走り、高知城、はりまや橋、桂浜などを見学してから和歌山まで戻り、
奈良、吉野山、京都市内を見て廻り、「淡墨桜」と「神代桜」を見る。

次に東京湾アクアラインを通り途中の「海ホタル」で休憩の後、千葉県に入る。
その後茨城、福島、山形、宮城、秋田、岩手、青森と見物して帰って来た。

京都市内は満開であったが、吉野山は一部満開の木があったものの全般的に3〜5分咲きで、あと5〜7日後が見頃になると聞いたので此の度はあきらめた。

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第3回目は平成21年3月28日(土)〜4月6日(月)の10日間。

自民党の政策で、高速道路が土・日・祝日は何処まで走っても1.000円にするという。
しかも3月28日から適用するという事なので出発した。

札幌〜八雲まで5.000円のところ1.000円だった。

東京都は別料金なので、東京を避け、青森〜郡山〜新潟〜上越〜長野〜岡谷〜名古屋を走り、途中のS.A.で2泊し、31日(火)に勢和多気I.C.から高速を下り(1.000円だった)一般道を走る。

一生懸命走り過ぎたせいか不整脈が現れて不安になったので、伊勢神宮と宮川堤の桜を見物しただけで帰って来てしまいました。

今回の旅-map

第4回目は、平成22年4月1日(木)〜4月28日(水)の28日間。

3回も行くと花の主な所はほとんど見てしまったので、今回は岬巡りの旅とし、桜はこれ迄に満開ではなかった吉野山に限った。

高速道路は昨年に引き続き、土・日・祝日を挟めば何処まで走っても、
そして出なければ何日間でも1.000円を利用した。

先回は東京首都高速を避けて郡山JCTから新潟へ走ったが、今回は首都高速新宿〜渋谷間が開通し、これまでより通過時間が19分短縮されると聴いたのと、物珍しさもあって敢えて首都高を走ってみた。

開通して3日しか経っていないのと私のように物見高い車が多くあり、
19分短縮どころか1時間以上も掛かってしまった。

東名高速に入り、名古屋の近く豊川I.C.で下り、渥美半島へ向かう。

半島突端の伊良湖岬から伊勢湾フェリーで鳥羽へ渡り、南下。
串本潮岬から白浜〜和歌山へ走る。この時ニュースで吉野山満開を知る。


吉野山中千本駐車場に車は入れなくなってしまい、
麓の広い臨時駐車場からシャトルバスに乗換えて入山した。

下千本、中千本、上千本とも全山満開で、素晴らしい眺め。

こんな見事な桜を見たのは初めてであった。

特に吉水神社の展望台から眺める「一目千本」「一目十年」の桜が素晴らしかった。


引き返し和歌山港からフェリーで徳島へ渡り南下。

NHK前回の朝ドラ「ウェルかめ」の撮影舞台となった「海ガメ館」と道の駅「日和佐」を見学する。

その後室戸岬へ、高知を過ぎ足摺岬へ。
北上して宇和島を通過、八幡浜から佐田岬半島へ入る。

細い道をくねくねと行き、広いきれいな白線が引かれた駐車場に出た。
ここに車を止め、1.8km.の上り下りの道を行くと、
ここにもきれいに整備された展望台があった。

下方に灯台もあり、ここへ行く事もできたが止めて、晴れた青い空と海を眺め、
遠くには15km.先に九州が望まれいい気分であった。

車で少し戻った所に三崎港があり、ここからフェリーで大分県佐賀関に渡る。

サバの有名ブランド「関サバ」が上る所なので、それらしい所へ行ってみようとしたら
関サバは別ルートで何処かへ行ってしまい、ここに置いているのは小振りの「活真サバ」で1本3.000円だという。

ヘェー。

今回の旅-map

南下し、延岡、宮崎を通過、都井岬を見る。野生馬が沢山居りのどかな岬だ。

次は本土最南端大隅半島の佐多岬だ。

ここは車を止めて、一人300円の通行料を払ってトンネルを抜け
1km.ぐらいの道を上り、下り、階段ありで岬の灯台に着く。

遠くに島影が見えるが名の知れた島ではなかった。

佐多岬から30km.ぐらい北上したところに大根占(オオネジメ)港があり
ここからフェリーで指宿に渡った。

小さな船で、軽トラック1台と私のレオバンクスだけの運行だった。

満杯乗ったとしてもあと3台ぐらいかな、高さ制限3m.以下なので係の人が側の階段からバックで乗り込む私の車に「オーライ・オーライ」してくれた。

甲板に乗り入れた状態で、車は吹きさらしになっている。
穏やかな海だったから良かったが、荒れたら大変だ。

人間は側の階段を上って階上に作られた5人ぐらい入れる禁煙室のような部屋で休む。

指宿の船着場は広い広い舗装してある広場で水飲み場、トイレもある。
船で会った地元の人の話では何ヶ月も泊っている車が何台もあるという。

指宿を発ち長崎鼻を見物、遠くに開聞岳も見える。

指宿道の駅で最後の夜を過ごし、翌日4月22日(木)帰路に就く。


鹿児島まで出てそこから青森まで一気に走る。

カーナビに入力すると、大阪以北は東京を通らないで新潟を通った方が100km.も近いと出たのでそれに従って走る。

土曜日に大阪を通過し、高速料金が気になったのでS.A.のお姉さん二人に尋ねてみると、

鹿児島から大阪までは1.000円、大阪府を通過するのに1.500円、
大阪に入る前に泊っているから1.500円を1.100円に割引く。
大阪から先はどの道を何処まで走っても無料だという。

(東京を通れば別料金が要ると思うが)

信じられないので念を押すと、二人でそれで間違いないという。

新潟経由で青森まで来て(途中のS.A.で5泊した)ETCのバーが上がらない。
係の人が来てバーを上げ駐車帯に止められる。
何処から乗ったか尋ねられ、鹿児島からだと答えると、
「ヒェー遠いところから来たんだね」と驚いている。

料金はいくらかと尋ねると、事務所に戻ってコピーを持ってきた。

2.100円となっていた。お姉さんの言った通りだった。


4月27日21時頃函館に着いて風雨が強くなって来た。フェリーターミナルには風を遮る建物などに近づけないので一晩中車体は揺れるし、ボーボー音はするしで眠れない。

28日午前5時函館を発ち帰路とする。
風雨強く車体は大きく揺れる。ルスツ道の駅で吹雪となる。

道の駅の道路情報で中山峠の現状をパソコンで見ると、轍が黒く、時々車が走っているのが見える。大丈夫だろうと峠に向かう。

頂上に着いてびっくり札幌側は圧雪状態となっている。
夏タイヤなのでノロノロと走り、ヒヤ汗をかきながらトンネルまで来て圧雪は解消された。

最後にぐっと疲れた。

5.791km.、710?、8km./?というデータだった。

今回の旅-map

28日間全部レオバンクスで泊まりました。

後部に2段ベッドがあり、寝袋を巻き上げれば物置台になりますし、巻き戻せば直ぐにもぐり込めて大変便利である。

飲み水は4?入焼酎のペットボトル10本と洗い水は12?ポリタンクです。 少なくなれば道の駅や高速のS.Aの飲み水が出ている所でこまめに補給します。

排水はなるべく人目を避け、側溝に流します。

食料はスーパーや道の駅で調達しました。

愛媛県ではみかんが美味かった。
郊外の無人直売所では100〜200円で8〜10ケも入っているネットが置いてあり、
北海道では聞いたこともない名前のセミノール、ダンドール、清見オレンジ・・・など
それらが本当にうまかった。

一昨年秋、和歌山の有田で出荷出来そうもない小さなミカン1袋100円で15個ぐらい入っていたのを買って食べてみたら、ミカンてこんなにも美味しいものかと道内で食べるミカンとの違いに驚いたものでした。

ゴミはスーパーやコンビニ、道の駅(きびしい所が多い)、高速のS.A.で受け入れてくれるのでなるべく小さくまとめ捨てさせて頂きました。

トイレ、洗面所はS.Aの方が良く、ウオシュレットはほとんど備え付けてあるし、洗面所にはお湯が出る。道の駅ではそうはいかない。

とにかくどこに泊まらせてもらうにしても、常識的に行動した方が良いと思います。

キャンピングカーはいいね。